ジャンクのLet’sNOTE CF-S10分解日記(20160621)

ノートパソコン(Let’s NOTE)のジャンクを分解・清掃・交換・修理→再生させる作業の日記です。

今回の作業PCは【レッツノートCF-S10】ジャンクで再生が目的です。
事前情報では、液晶破損ということでした。

※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。

今回のLet’s Note S10ジャンクの状態

ジャンクのノートパソコンを分解する前に、必ず状態の確認をします。
詳しくは『ノートパソコンを分解する時の基本パターン 』を参照して下さい。
今回のジャンクはメモリが入ってないので、自宅にあるメモリを入れて動作確認をします。

  • メモリ、HDD、ACケーブル、バッテリー、Windowsシリアルのシール無し
  • 天板割れあり
  • 液晶破損
  • メモリを入れて、起動画面とBIOS画面は確認できた
  • 底面ネジが1本外れない(土台破損)

レッツノートCF-S10の分解、液晶交換、内部清掃で役立つのは以下の道具です。

液晶モニターと天板を交換する

▼液晶の割れを確認
レッツノートCF-S10のジャンクPCで液晶の割れを確認

事前情報通り、液晶が破損しています。
液晶が割れていても一部が映れば、BIOS画面が表示されることが確認できます。

BIOS画面を確認したいので、とりあえず液晶を交換してみます。

側面のネジを外そうとしたところ、ネジがなめかかっていました。
失敗するとネジが完全になめてしまうので、ここは慎重にネジのすべり止め液を使います。

▼ネジすべり止め液の使い方
ネジすべり止め液の使い方

説明書きには1〜2滴垂らすとありますが、直接垂らすと大抵は多すぎになるので、紙の上などに垂らして、ドライバーの先で触る感じがいいです。
私は以前、ねじ穴に直接垂らして、あふれ出したことがあります(汗

▼天板の割れ
レッツノートCF-S10のジャンクPCで天板の割れ

液晶の交換だけでいいかな? と思っていましたが、よく見ると天板に割れがありました。

▼天板の端まで完全に割れている
レッツノートCF-S10のジャンクPCが天板の端まで完全に割れている

先ほどの写真だと割れというよりヒビでしたが、モニターの枠を取り外すと、天板の端っこまで割れているのが分かります。
(ピンぼけで見にくいですが、真ん中辺りです)

※ 写真の右側に移ってる青いのは、ヘラです。
iOpenerに入ってるヘラですが、レッツノートでモニター枠を外す時に重宝します。

天板交換となると、無線LANケーブルとアンテナを外さないといけません。

▼レッツノートの天板の裏側
レッツノートCF-S10のジャンクPCの天板の裏側

レッツノートの天板の内側に無線LANのケーブルがあります。
天板の端っこにアンテナ部分が設置してあります。

これをいったん取り外さないと天板の交換ができません。
液晶だけの交換より、ちょっと面倒です。

▼天板内側の無線LANアンテナを外したところ
レッツノートCF-S10のジャンクPCで天板内側の無線LANアンテナを外したところ

天板から無線LANのアンテナを外したところです。
これで天板と液晶モニターが交換できます。

▼レッツノートのモニターケーブル接続部分
レッツノートCF-S10のジャンクPCのモニターケーブル接続部分

液晶の裏側にモニターケーブルの接続箇所があります。
両端の金属部分を外にスライドさせながら丁寧に外します。

▼液晶だけ接続してBIOS画面を確認
レッツノートCF-S10のジャンクPCで液晶だけ接続してBIOS画面を確認

交換用の液晶モニターをケーブルだけ接続して画面が映るか確認します。
モニター枠など全部はめてしまうと、問題があった時に面倒ですので。

BIOS画面を確認したら、ドライブのオン/オフなど確認、必要があれば設定を変更します。
ついでに、時刻設定を直します。
BIOS画面をいじったら、必ず設定変更を上書きしてから再起動します。

ジャンクPCで電源オフの状態で液晶の破損を見抜く

ジャンクPCでは液晶が破損してることも多々あります。
その際、電源オフで画面が真っ暗な状態でも、液晶ワレは分かります。

▼電源オフでも分かる液晶ワレ
レッツノートCF-S10のジャンクPCで液晶破損を見抜く

この写真は分かりやすいパターンですが、良く見るとこんな風に画面の破損状態が分かります。
これほどはっきりしてない場合でも、画面に線が入ってたりします。

真っ正面からだけでなく、角度を変えて、よく見てみると色の違いで分かります。

ジャンクでたまにある、ネジが回らないパターン

今回のレッツノートS10ジャンクで想定外だったことがひとつ。
それは、底面のネジが一本外れなかったことです。

ネジは回るんですが、外れないままです。
グルグル回るばかりで外れる感触がありません。

分解に差し支えのないネジだったので、とりあえずトップカバーやキーボードを外してみます。

すると、ネジの土台が根本から取れていました。

▼ネジの土台が根本から折れて、ネジがはめられてる
レッツノートCF-S10のジャンクPC

▼ネジの土台があった場所
レッツノートCF-S10のジャンクPC

取れた土台にネジをはめて、元の位置に置いてる状態ですね。
ジャンクPCだとたまに見かけます。

これがキーボードのネジだったりすると分解できなくなるので、ルーターの出番になったりします。

ネジ回しに失敗すると、こういうことになります、という例です。
ネジを外す時は、押す力7・回す力3です。

そして、ネジを締める時は固く締めすぎないこと。
感触でここまで! というのが分かるので、それで充分です。
夫曰く、ネジなんてそれでなくても締まってくから、必要以上に固く締めたらダメだそうです。


ネジの土台は接着してもいいですが、今回はこの状態でも特に支障がないので放置です。

液晶破損だけかと思いきや天板ごと交換、さらにネジが外せなかったりと問題はありましたが、これでノートパソコンとして再生できます。

液晶モニターの交換で使った道具の紹介

このページで使ったノートパソコンの分解・清掃に役立つ道具類を紹介します。

レッツノートの分解に必須のvessel +00のドライバーレッツノートの分解に必須の精密ピンセットレッツノートの分解にあると便利な基板コネクター抜きレッツノートの分解に必須のiOpener



左から、
ベッセルの+00のドライバー
先曲がりのピンセット
基板コネクター抜き
iOpener

ノートパソコンの分解によく使う道具

ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。

《左上から時計回りに》
マイクロロングノーズプライヤー 先曲がりタイプ
ネジの土台が破損してる時など(ジャンクには非常によくある)ペンチが活躍します。
精密ピンセット TS-15
細かいところをいじるのに、絶対必需品です。C国製など安さで買い物をするとグニャっとなるので、結局買い直しになります。
基板コネクター抜き(青いピンセットみたいの)
ドライブ開閉コネクター、スピーカーケーブル、ファンのコネクターなど小さめのコネクタ類で重宝します、開閉ストッパーがないタイプとかもこれがあれば便利。
細かいところをいじるのに、絶対必需品です。C国製など安さで買い物をするとグニャっとなるので、結局買い直しになります。
ナットドライバー(設置)
ナットドライバーの付け替えできるセット。写真は右下のグリップとセットで友人からもらったもの。レッツノートだとVGAケーブルを外したりするのに使います。
VESSELのGグリップドライバー(+00)
+00のドライバーはノートパソコンを分解するのに必須です。私は細い方が好きですが、夫がこのGグリップが使いやすいそうです。ネジがなめそうな時などはこのドライバーを渡して代わりに回してもらいます。
VESSELのボールグリップドライバー(+1)
底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
スパッジャー修理ツールキット(3点セット)
3点セットですが、この両側タイプのヘラは使いやすいです。
VESSELのドライバー(+00)
ノートPCでは必須の(+00)のプラスドライバー、Vesselは使いやすくておススメです。予備入れて同じの3本持ってます。ドライバーはセットでなく、1本ずつ買った方がいいですね。
長めのヘラ
シール剥がしやキーボードを剥がす時などヘラは必需品です。このヘラが一番のお気に入りですが、いかんせんプラスチックなのですぐに先端がボロボロになります。消耗品です。
IFIXITのセット
短めの黒い両側タイプのヘラですが、これはすぐダメになります。青い三角形のヘラはレッツノートのモニター枠など外すのに必須です。左下の磁石はなかなか出てこないネジを取り出せます。写真にはないですが、iOpenerという温め用の器具は必須です。
IFIXITのセット(ドライバーセット付き)
iOpenerの入ってるiFixitのセットにも先を付け替えるドライバーが付いてますが、T4以下のサイズがありません。T4以下がセットになってるのを買い直しました。(買い直し前に、必要に迫られてとりあえず買ったのが写真のトルクスねじ用レンチですが、これで分解作業はしんどい)
《その他、写真無し》
マグネットシート(水道屋のでもOK)
ネジを分かりやすい配置で置いておけます、磁石シートだと場所がズレにくいし、空の名刺入れに入れて使うとなお便利。
ナットドラーバー
VGAケーブルのネジを外すのに使います。RシリーズについてるEXTケーブルのネジでも使います。
IFIXITのセットに入ってる三角のヘラ
モニターの枠を外す時は、これくらいのサイズのヘラが使いやすいです。ホットボンドで接着してる場合などはこのタイプを何枚も使います。
アロンアルファ(コニシ)
パーツの割れや破損の修理に。
ルーター
ドリルだと直ぐに刃が折れるので、今はルーター派です。電池式でも充分使えます。
ネジ入れに使う箱
同種のネジなどを分けて取っておきます。一台で完結しない時(ニコイチやサンコイチ)になるとネジケースは必須です。秋葉原の廣瀬無線だとレジ裏の入口外にネジ入れに最適なケースが大小各種揃ってます。
赤ちゃん用の細い綿棒
ジャンクPCは大体汚れているので、清掃に(爪楊枝と)綿棒は必須です。綿棒だと埃や軽い汚れも同時に取れるので便利です。ただしノートパソコンの中は細かいので、ふつうの綿棒でなく、赤ちゃん用の細い方が役立ちます。
エアダスターオーバーホールクリーナーも必需品です。

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