ノートパソコン「Let’sNote CF-Y7」を分解・掃除する手順【写真】

ノートパソコン(Let’s NOTE CF-Y7)を分解する手順を写真つきで解説します。

実は、このレッツノートY7、数年前まで私の愛用機でした。
ただ、メモリ2GBなのでもう出番もないですね。
ここ一二年は起動する機会もなくなっていました。

でも、私はレッツノートのYシリーズのモニターが大好きなんです、あの四角感がいい!
なので、一度分解・清掃・リカバリーして自宅で印刷専用マシンとして使うことにしました。

ふつうに動くノートパソコンを分解するのに抵抗ある人もいるでしょうが、買ってから一度も中を開けてないので、印刷マシンにする前に分解・掃除してみることにしました。

※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。

Let’s Note Y7の分解(基本)

レッツノートY7の分解・掃除で役立つのは以下の道具です。

▼レッツノートCF-Y7底面のネジ

バッテリーを外したら、底面のネジを外します。
オレンジ色の○はゴム足のネジです。
ピンク色の○がキーボードのネジです。
緑色の○青い○も全部外します。

▼ネジは分かりやすく

ネジは後で元に戻す時に分かりやすいようにしておきます。

水道屋さんがポスティングしてる磁石シートを名刺入れの空ケースに入れて使うのがおススメです。
作業を一時中止する場合も、このままフタをして取っておくことができます。

▼DVDドライブのエマージェンシーホール【Let’s NOTE Y7】

電源OFFの時にDVDドライブのフタを開けるには、エマージェンシーホールを使います。
DVDドライブの裏側、ピンク色の印がそうです。
クリップを伸ばしたものなどで開けられます。

▼ドライブ内のネジ【Let’s NOTE Y7】

ピンク色の○のネジを外します。
上の方の、フタがギリギリのネジが外しにくければ、後でフタを取ってからでも大丈夫です。

▼ドライブ横のカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

DVDドライブの右側にあるプラスチックのカバーを外します。
写真は後ろ側から見たところです。
ヘラなどを差し込むとカパッと外れます。

▼ドライブ横のカバーを外したところ【Let’s NOTE Y7】

カバーの中には、無線LANのアンテナが入っています。
ピンク色の○の2箇所のネジを外します。

▼キーボード脇のカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

キーボードの両脇にあるプラスチックのカバーも同様に外します。
写真は左右のカバーを外したところです。
左側のカバー下には、無線LANのアンテナがあります。
ピンク色の○のネジも外します。

▼キーボードを外す【Let’s NOTE Y7】

ヘラなどを差し込んで、キーボードを外します。
ピンク色の線辺りにはシールがあります。

▼DVDドライブのフタを外す【Let’s NOTE Y7】

ドライブのフタを外すには、蝶番の役をしている金具を外します。
ピンク色の線のように、長い方が上でフタの穴の所に入るようになっています。
金具を外すと、DVDドライブのフタが取れます。

▼キーボード下のネジを外す【Let’s NOTE Y7】

キーボード下のネジを外します。

▼キーボードケーブルを外す【Let’s NOTE Y7】

キーボード下の中央にある黒いフィルムを剥がして、キーボードケーブルを外します。
元に戻す時にまた貼り付けるので、破らないようにして下さい。
iOpenerなどで温めると、シールが剥がしやすくなります。

これでトップカバーが外せる状態になりました。

▼トップカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

写真は、トップカバーを上から外しかけた状態です。
2箇所のケーブル(ピンク色の□)がトップカバーとつながってる状態なので、これを外します。
これでトップカバーが完全に外せます。

上辺の両脇(ヒンジのところ)に埃がいっぱい貯まっていますね。

▼マザーボード上のケーブルを外す【Let’s NOTE Y7】

マザーボードを外すには、接続されてるケーブルやコネクター類を全部外します。
ピンク色の印がケーブルとコネクター類です。
左上の3つは、シールで覆われています。

赤い○のネジも外します。

▼マザーボード上の隠れたケーブルとコネクター【Let’s NOTE Y7】

先ほどの写真で見えなかった3箇所のケーブルとコネクターです。
これも外します。

▼マザーボードの裏側【Let’s NOTE Y7】

マザーボードをひっくり返したところです。

ピンク色の印がメモリの差し込み口です。
黄色の印がCPUですね。
CPUの真下にある八つ足がBIOSの設定をするところだと思います。

赤い○がモデム、緑色の○が無線LANのモジュールです。
青い○の黄色いのがCMOS電池です。

特に不具合はないので、内部を掃除機とエアダスターで掃除して、グリスを塗り直して終了です。
分解手順を逆に、元に戻します。

以前はLinux(Ubuntu)とWindowsのデュアルブートで使っていましたが、印刷専用マシンにするのでWindowsのリカバリーをして作業完了です。

レッツノートの分解で使った道具の紹介

このページで使ったノートパソコンの分解・清掃に役立つ道具類を紹介します。



左から、
ベッセルの+00のドライバー
先曲がりのピンセット
基板コネクター抜き



左から、
iOpener
エアダスター
掃除機のアタッチメント・ノズル