自作キーボードでキースイッチの打鍵感を滑らかにする【Lube】

2019-03-14

【追記あり】ロープロファイルのキースイッチもぬるぬるにしました〜2019.3.14

ロープロファイルのキー軸を遊舎工房で試していたところ、Lubetなるぬるぬるのキースイッチを発見。
ふつうのchoc switchとの違いを店員さんに訪ねてみると、キースイッチに潤滑油を塗ったのがLubetだ
とのことでした。

早速、潤滑油を購入して、試してみました。

※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。

キースイッチ(MX)をぬるぬるにしよう♪

すでに組み立て済のminiaxe(MX)のキースイッチを外して、ぬるぬる化してみました。
Blue Zilents V2の62gのスイッチです。

購入したのは「Krytox GPL 100」という潤滑油です。
AmazonではDerby Worx DWXKT01 Krytox GPL 100 5mlが現在売り切れ中。
モノタロウでもクライトックスGPLオイル 105の取扱はありますが、容量が個人向けではないですね。
(遊舎工房では少量に小分けして売っていました)

やり方は、キースイッチを開けて、キーを押した時に中でこすり合う部分にkrytoxオイルを塗って、元に戻すだけです。

1回やり方が分かれば、とてもカンタンです。
写真と説明を載せておきます。

▼キースイッチを分解する
キースイッチを分解する

キースイッチの両脇に爪があるので、ピンセットなどで押し上げて分解します。

krytoxオイルを塗るには、筆を使います。
ヨドバシでタミヤ 平筆が80円でした。

▼キースイッチを分解したところ
キースイッチを分解したところ

上の写真のように4つのパーツに分かれます。

Krytoxオイルを塗るのは、右の3つのパーツです。
下側のパーツと水色のプラスチックパーツが接触する部分、それにバネの上下にkrytoxオイルを筆で塗っていきます。

▼krytoxオイルを塗るところ
krytoxオイルを塗るところ

krytoxオイルは取りすぎないよう、筆先をオイルに浸した後に入れ物の端っこで筆を軽くしごきます。
平筆なら上下とも軽くしごいて、余分なオイルを落としてから塗ります。

赤い印が付いてる溝(凹)に、水色のプラスチックパーツの両脇にある凸部分がはまります。
キーを押すと上下に動いてこすれるのが溝部分なので、ここにkrytoxオイルを塗ります。
中心の円柱の周りと底面にも塗ります。

次にバネの端にkrytoxオイルを塗り、塗った側を下へ向けて、円柱部分にはめます。
はめたら、バネの反対側にもkrytoxオイルを塗っておきます。

▼krytoxオイルを塗る場所
krytoxオイルを塗る場所

水色のプラスチックパーツの両脇に有る凸部分(赤い印)にもkrytozオイルを塗ります。
内側は、円柱周りを中心に全体的に残りのオイルを塗ります。

あとは、元通りにキースイッチを組み立てればOKです。

水色のプラ部品と上に乗せるフタ部分は、どちらも向きがあり、、間違えるとキーが戻らなくなったりします。

向きを間違えないように気をつけましょう。

《MXスイッチに潤滑油を塗るやり方の参考動画》
参考動画リンクMXスイッチに潤滑油を塗るやり方(説明は英語)

試しに、krytoxオイルを塗ったキースイッチと塗ってないのとを夫に押し比べてもらったところ、まるで違う! すぐに分かる! とのことでした。
(私はそれほど違いを感じなかったので聞いてみました)

夫曰く、HHKBのtype-sほどではないが、HHKBのBluetoothよりは滑らかだそうです。
使う本人が違いを感じて喜んでるので何よりです。

Lube化作業の様子を夫が撮影してくれました。

動画URL https://youtu.be/ImKE5eRnjkU

※ 筆にレジンと書いてますが、無視して下さい。
レジン用に買ってきて間違えないようにレジンと書きましたが、まだ使ってなかったのでLubeに使いました。

ロープロファイルのキースイッチもぬるぬるにしよう♪

ロープロファイルのキースイッチもkrytoxオイルで滑らかにしました。
Kailh Low Profile Choc Switchesの赤です。

▼キースイッチを開ける
キースイッチを開ける

MXのときと同様に側面にある爪を外して、スイッチを分解します。

▼キースイッチ(lp)を分解したところ
キースイッチ(lp)を分解したところ

キースイッチを分解すると5つのパーツに分かれます。

左から、フタ部分、スイッチを上下するプラスチック部品、コの字型の針金、バネ、底の部分。
右の4つ、フタ部分以外に潤滑油を塗っていきます。

ですが、左から2番目の赤いプラ部品、よく見ると凹みのところにすでにゼリーが塗ってあります。
ここはそのままにします。
ゼリーが取れないように注意して他の箇所にkrytoxオイルを塗っていきます。

こちらも、スイッチを押した時にこすれる場所に塗っていきます。

赤いプラ部品でkrytoxオイルを塗るのは、、針金が通る2つの穴、側面の出っ張り、棒、棒の周りの穴に塗ります。
コの字型の針金は、両足の部分に塗ります。
バネは両端に塗ります。
底のパーツは、内側の両端にある溝、中心の円柱の外側に塗ります。

▼底の部分
底の部分

ピンク色の印が付いてる凹み(溝)は赤いプラ部品の側面にある出っ張りがこすれるところです。

▼針金を戻す位置
針金を戻す位置

コの字型の針金(スタビライザー?)を乗せる場所には注意して下さい。
フック(ピンク色の印)の外側へ下ろすように乗せます。

フタと底のパーツには向きがあるので、間違えないように戻します。

動画URL https://youtu.be/P2bbhMV1L-E

夫に動画を撮ってもらいましたが、接写のため細かいところが見えにくいかも知れません。

ノートパソコンの分解に役立つ道具の紹介

ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。

《左上から時計回りに》
赤ちゃん綿棒
ファンのすき間など掃除に使います。せっかくノートパソコンを分解したなら、掃除もしておきましょう。
エアダスター
これも掃除用です。以前、秋葉原で安いのを買ったら連続使用ができなくて、安物外の銭失いになったことがあります。
すきまノズル
これも掃除用です。自宅でノートパソコンの分解をするので、何でもダスターで吹き飛ばすということはしません。埃やゴミはなるべく掃除機で吸い取って、吸い残しだけエアダスターを使います。 以前は、サンワサプライのバキュームアタッチメントを使ってましたが、掃除機を替えたら入らなりました。自宅の掃除機ホースの内径に合う方をどうぞ。
プラスチックのヘラ
ヘラはプラスチックも1本あった方がいいです。
金属のヘラ(スパッジャー)
金属のヘラで細長いのが1本あるといろいろ使えます。
VESSELのドライバー(+00)
ノートパソコンの分解に重宝するドライバーです。だいたい、これで行けます。
VESSELのボールグリップドライバー(+1)
写真は長さ違いで同じものが2本並んでます。底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
精密ピンセット TS-15
ノートパソコンの分解には必需品です。中華製品など安いのだとグニャっとなります。ピンセットは信頼あるものを買いましょう。
ピックアップツール(マグネット)
ネジがなめかけてて出てこないとき磁石で取ったり、小さなネジを中に落としたとき拾うなどwリト活用します。なめかけネジを救った回数は数知れず(写真はiFixitに入っていたツール)
ラジオペンチ
写真のラジオペンチ(プライヤー)は先曲がりタイプです。ロングノーズ、先細など自分の使いやすいのでいいと思います。ジャンクを扱うときは結構使うことがあります。

あると便利なもの。


《左上から時計回りに》
クリーナー
内部の汚れ落としやグリスの塗り直しにも使います。
三角のヘラ
iFixitについてる三角のヘラは、ニコイチなどでモニターの枠を外したりするとき重宝します。スマホの電池交換でも役立ちます(細いすき間に差し込んで、そのまま挟んでおける)。 iPhoneの電池交換で付属品に中華製の三角ヘラがあったので使ったのですが、まったく別物でした。色まで同じ青にしてますが、中華のヘラはその場で壊れたので、自分の道具を出しました。
ネジすべり止め液
ノートパソコンのネジは小さい(細い)のが多いので、ネジがなめることがままあります。ジャンクだとなめかけのネジやなめ切ったネジはよく見かけます。ネジすべりどめ液はなめかけネジに重宝します。
iOpener
ノートパソコンやタブレットの内部にはホットボンドやシール接着がよく使われています。代わりのきかないシールなどは再利用できるように、iOpenerで丁寧に剥がします。

iFixitを買おうか悩んだら? セットのツールがすべて(自分にとって)使えるものではないと考えておきましょう。 自分には不要なツールがほとんどでも、欲しいツールがあるから良いと思える人にオススメです。
類似商品に注意しましょう。 似たようなツールのセットがiFixitより安価で販売されていますが、長く使いたい場合は信頼できるものを選んだほうが良いと思います。
《その他、写真無し》
マグネットシート(水道屋のでもOK)
ネジを分かりやすい配置で置いておけます。空の名刺入れに入れて使うと、作業の途中でフタできるのでなお便利。
ネジ入れに使う箱
同種のネジなどを分けて取っておきます。同じメーカーをよく分解するなど、ネジケースが役立ちます。チャック付きの袋(目薬が入ってるような袋)もねじ入れに使えます。