MacMini(2011)を分解して2枚のSSDを入れ替えする

Mac Mini Mid(2011)を分解して、SSDとSSHDを入れ替えします。
(うちのMac miniはデュアルハードドライブ用トレイを追加しています)

Mac miniを分解してSSDを入れ替える手順

動画URL⇨youtu.be/tLtrD1AbiXY

動画内にも字幕がありますが、画像で分解手順を紹介します。

▼裏蓋を開ける

本体をひっくり返します。
3時と9時の位置にある穴(凹み)を時計回りと逆に回して、12時の位置にある印を●から○にずらすとフタが開けられます。

▼Mac mini(2011)の内部

黄緑色の印は、ファンのネジです。

赤いの印は、アンテナプレート(網状のカバー)のネジです。
ピンク色の印もアンテナプレートのネジですが、うちのMac miniでは紛失しているためありません。

水色の印はカバーを外すためのネジです。

アンテナプレートかファンから開けると良いでしょう。
アンテナプレート、ファンを開けるとき、コネクタの接続を外すのを忘れずに。

▼アンテナコネクタを外す

アンテナプレートをずらすと、アンテナコネクタがあるので接続を外してから、カバーを取って下さい。

▼ファンコネクタを外す

赤い印がファンコネクタです。
上に持ち上げると外せます。

黃緑色の印はIRセンサーですが、うちのMac miniはソケットが外れており使えません。
ソケットを買ってはんだしようかと思いましたが、IRセンサーがなくても、使うのに問題ないようなので、そのままにしています。

ファンとアンテナプレートを外したら、左下にあるカーブ状のカバーを外します。
ネジを外したら、スライドするだけで外れます。

SSDが邪魔になるようであれば、箱の外に出すと良いでしょう。
(コネクタが切れないよう注意しながら)

▼SSDのコネクタ位置

カバーの端っこの下に、SSDのコネクタがあります。
左側の赤い方が上段のSSD(HDD)コネクタです。
右側の黄緑色が下段のSSD(HDD)コネクタです。

▼基板を引き出す

基板上の二箇所の穴に細い棒を入れて押しながら手前に倒します。
すると、基板が出てきます。

専用の工具があります。

私も持ってたのですが、ゴミと思って捨ててしまいました。
工具がなければ、細い棒で大丈夫です。

▼SSD(HDD)トレイを固定してるネジを外す

赤い印のネジを外します。
(電源ユニットが右側のネジで固定されている)

▼電源を取り出す

電源の差込口を時計回りに90度回転させると、電源ユニットを引き出すことができます。
本体の上下に凹みがあり、スライドするようになっています。
(ただし、戻す時が結構固い)

以上で、Mac mini 2011の分解は完了です。
あとは、SSDとSSHDを入れ替えて元に戻します。

※ ※ ※ ※ ※

元はメモリ4GBでHDDのMac miniでした。
購入してすぐにデュアルハードドライブ対応トレイを購入してSSDに入れ替え、メモリも最大の16GBに増設していました。
2011年版なのですでに10年以上の古いパソコンです。
クライアントとしてはお役御免でしたが、ファイルサーバーとして復活させようということになりました。

SSHDにはDropbox代わりにネクストドライブを入れ、SSDはローカルファイルサーバー兼VPNサーバにする予定です。
ところが、SSHDは認識したのに、SSDが認識しなかったのです。
SSDはつい先日買ったばかり。
私のコネクタ接続が悪かったのか、相性が悪いのか分かりませんが、とりあえず上段と下段でSSDとSSHDを入れ替えてみようということになり、今回分解した次第です。

Mac Miniを分解してSSDとSSHDを入れ替えた結果、両方とも無事に認識されました。

Mac Miniを分解してSSDを交換するのに使う工具

Mac Miniを分解してSSDを交換するのに使った道具を紹介します。

私が使ってるのはifixitの精密ドライバーセットです。