DeskminiをCPU、メモリ、SSD(M.2)のシンプル構成で組み立て

2019-11-21

夫が仕事に使っていたLinuxパソコンが壊れてしまいました。
後釜にDeskminiを買ってきました。
どうも、夫は発売時からずっとDeskminiが欲しかったみたいです。

CPU、メモリ、SSD(M.2)だけのシンプル構成でDeskminiパソコンを組み立てます。

ドスパラWeb

※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。

Deskminiのパソコン組み立てに買ってきたもの

Deskminiのパソコン組み立てに買ってきたもの

マザーボード・電源付きパソコンケース
DeskMini 310(19,008円)
CPU
Intel Core i7-8700(35,618円)
SSD(M.2)
Crucial SSD M.2 1TB(12,290円)
メモリ
PC4-19200 DDR4-2400 16GB*2枚(16,460円)

上の3つは、パソコン工房 BUYMORE秋葉原で買いました。
メモリは欲しいのが売り切れだったので、どすぱらで購入。

今回は珍しく、すべて新品です。
いつもはだいたい中古で買います。

Deskminiのシンプルなパソコンを組み立てる

買い物内容で分かるように、シンプルな構成です。

【1】deskminiの中身を確認する

deskminiの中身

(左上から時計周りに)
deskminiのケース、電源、電源ケーブル、ゴム足とネジ、2.5インチHDD/SSD用のケーブル2本

下の写真は、Deskminiのバックパネルです。

Deskminiのバックパネル

4隅のネジを外すと、開けられます。

deskminiを開ける

バックパネルを引っ張ると中が出てきます。
いきなり強く引っ張らないで下さい。

deskminiを開けるときは引っ張りすぎないよう

上の写真のように、1箇所ケーブルがつながってます。
組み立て前に、マザーボードの写真を撮っておきます。

deskminiのM/B写真

説明書のコネクタ類の説明箇所も写真に残します。
また何かいじるときにこれがないと困りますので。

deskminiのマザーボードのコネクタ説明

では、パーツを載せていきます。

CPUを載せる
CPUの向きを合わせて載せます。
CPUの▲(緑色の印)とボード上のCPUを載せるところの▼(赤い印)を目印にします。

CPUの向きCPUを載せる向き



CPUを載せる方の写真、フタが開いてないですが。
フタ開けてから写真を撮るの忘れました。

【2】CPUファンを載せる
ファンケーブルが挿せて、ケーブルが邪魔にならない配置で載せます。

core i7 8700付属のファン

今回は、CPUファンは別に買ってません。
CPUに付いてるファンをそのまま使います。

CPUファンの裏

グリスは付いてました。
でも、一応CPUにグリスを薄く塗りました。

ファンのピンは1つ挿したら、次は対角線上のピンを挿します。
隣のピンを押すと、はめにくくなるので。
全部挿したら、ボードの裏を覗いて、きちんとはまってるか確認します。

ファンの押しピンが刺さってるか見る

ピンの先がちゃんと刺さってるか確認します。
(写真がピンぼけですみません)

ファンケーブルを挿すところは、メモリの隣です、

deskminiのファンケーブルを挿すところ

ファンケーブルを挿すところが2つります。
ファンがひとつの場合は、数字が小さい方へ挿します。

deskminiのファンケーブルを挿すところ

【3】メモリを挿す
メモリを挿します。

deskminiにメモリを挿す

メモリを挿すときは、両端のレバーを開きます。

向きを確認して、メモリを上から押すと、カチッと音がしてレバーが閉じます。

deskminiにメモリを挿したところ

【4】M.2のSSDを挿す
M.2の差込口は上下に2つあります。
下はWiFi用なので、上を使います。

M.2のSSDを挿すM.2のSSDをネジ止めする


SSDを挿したら、付属のネジを締めます。
(2.5インチのSSDを使う場合は、マザーボードの裏側に2枚まで付けることができます)

以上で、組み立て作業は終わりです。
組み立て後の写真を撮り忘れました。

このパソコンではコマンド操作しかしないと言っていたので、何も付けないシンプルな構成です。
カンタン過ぎて、何のトラブルもありませんでした(笑)
でも、起動まで○秒とかでなく、もう電源ボタンを押した瞬間に付くと言ってました。

Sandy Bridgeを彷彿とさせるサイズと有能感があります!
触っててもいじりやすかったです。

このパソコンは夫が飽きたら、私のメインパソコンにするつもりだとか。
(私はいつも夫のパソコンのお下がり)

deskminiの組み立てに使った道具

deskminiの組み立てに役立つのは以下の道具です。

ノートパソコンの分解に役立つ道具の紹介

ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。

《左上から時計回りに》
赤ちゃん綿棒
ファンのすき間など掃除に使います。せっかくノートパソコンを分解したなら、掃除もしておきましょう。
エアダスター
これも掃除用です。以前、秋葉原で安いのを買ったら連続使用ができなくて、安物外の銭失いになったことがあります。
すきまノズル
これも掃除用です。自宅でノートパソコンの分解をするので、何でもダスターで吹き飛ばすということはしません。埃やゴミはなるべく掃除機で吸い取って、吸い残しだけエアダスターを使います。 以前は、サンワサプライのバキュームアタッチメントを使ってましたが、掃除機を替えたら入らなりました。自宅の掃除機ホースの内径に合う方をどうぞ。
プラスチックのヘラ
ヘラはプラスチックも1本あった方がいいです。
金属のヘラ(スパッジャー)
金属のヘラで細長いのが1本あるといろいろ使えます。
VESSELのドライバー(+00)
ノートパソコンの分解に重宝するドライバーです。だいたい、これで行けます。
VESSELのボールグリップドライバー(+1)
写真は長さ違いで同じものが2本並んでます。底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
精密ピンセット TS-15
ノートパソコンの分解には必需品です。中華製品など安いのだとグニャっとなります。ピンセットは信頼あるものを買いましょう。
ピックアップツール(マグネット)
ネジがなめかけてて出てこないとき磁石で取ったり、小さなネジを中に落としたとき拾うなどwリト活用します。なめかけネジを救った回数は数知れず(写真はiFixitに入っていたツール)
ラジオペンチ
写真のラジオペンチ(プライヤー)は先曲がりタイプです。ロングノーズ、先細など自分の使いやすいのでいいと思います。ジャンクを扱うときは結構使うことがあります。

あると便利なもの。


《左上から時計回りに》
クリーナー
内部の汚れ落としやグリスの塗り直しにも使います。
三角のヘラ
iFixitについてる三角のヘラは、ニコイチなどでモニターの枠を外したりするとき重宝します。スマホの電池交換でも役立ちます(細いすき間に差し込んで、そのまま挟んでおける)。 iPhoneの電池交換で付属品に中華製の三角ヘラがあったので使ったのですが、まったく別物でした。色まで同じ青にしてますが、中華のヘラはその場で壊れたので、自分の道具を出しました。
ネジすべり止め液
ノートパソコンのネジは小さい(細い)のが多いので、ネジがなめることがままあります。ジャンクだとなめかけのネジやなめ切ったネジはよく見かけます。ネジすべりどめ液はなめかけネジに重宝します。
iOpener
ノートパソコンやタブレットの内部にはホットボンドやシール接着がよく使われています。代わりのきかないシールなどは再利用できるように、iOpenerで丁寧に剥がします。

iFixitを買おうか悩んだら? セットのツールがすべて(自分にとって)使えるものではないと考えておきましょう。 自分には不要なツールがほとんどでも、欲しいツールがあるから良いと思える人にオススメです。
類似商品に注意しましょう。 似たようなツールのセットがiFixitより安価で販売されていますが、長く使いたい場合は信頼できるものを選んだほうが良いと思います。
《その他、写真無し》
マグネットシート(水道屋のでもOK)
ネジを分かりやすい配置で置いておけます。空の名刺入れに入れて使うと、作業の途中でフタできるのでなお便利。
ネジ入れに使う箱
同種のネジなどを分けて取っておきます。同じメーカーをよく分解するなど、ネジケースが役立ちます。チャック付きの袋(目薬が入ってるような袋)もねじ入れに使えます。