ドスパラのノートパソコンPrimeNote「Galleria QFS980HGS」を分解してみた
ノートパソコン(Galleria QFS980)モニター部分を分解して、無線LANモジュールを交換する手順を写真つきで解説します。
- ドスパラのノートパソコン「Galleria QFS980」を分解してみたい
- Galleria QFS980のHDDをSSDに交換したい
- Galleria QFS980のメモリを交換・増設したい
- Galleria QFS980の無線LANモジュールを交換したい
という人におススメのノートパソコン分解情報です。
※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。
ノートパソコン「Galleria QFS980」で役立つのは以下の道具です。
はじめてさわる機種でネットに情報もないノートパソコンを分解
今回は、夫経由で知人から無線LANモジュールを交換してくれと高価なノートパソコンを預かりました(笑)
裏フタは開けたけど、それ以上無理っぽいとのことで、お鉢が回ってきました。
ドスパラのノートパソコンPrimeNoteは分解したことありますが、本物を受け取ってみると全然作りが違うタイプでした。
32万円もするとか…
ゲーム用PCって何気にハイスペックで高いですね。
大きいノートパソコンはひっくり返すのも大変だし、分解しにくいので苦手ですが、分解は好きなのでやります(笑)
念のため、ネットで同機種のノートパソコンを分解してる人いないかなと情報を探しましたが見つかりません。
まあ、ゲーミング用ノートパソコンですしね。
基本的にはノートパソコンを分解する時の基本パターンで書いてる方法で分解します。
初見で構造の分からないノートパソコンは、見えるネジは全部外して、見えるケーブル・コネクター類も全部外す、これしかないです。
▼Ubuntuインストール済みのGalleria QFS980
中身はUbuntuをインストール済み。
無線LANモジュールを交換して、再起動時にちゃんとアンテナが無線をつかむところまで確認して欲しいとのことでした。
Galleria QFS980の底面のフタを開ける
底面のネジは9本だけです。
ネジ(ピンク色の○)を全部外すと、底面のフタを開けることができます。
写真上部中央辺りに、フタの出っ張った部分があるので、そこから開けると開けやすいです。
フタには爪があるので、ヘラで少しずつ開けます。
ほぼ新品なので、2つあるファンもきれいです。
写真右側中央にHDD、上側右寄りにSSD、中央左寄りにメモリがあります。
HDDは外してしまったので空っぽですが、HDDの設置場所です。
Galleria QFS980でHDDを交換したい場合は、オレンジ色のとこのコネクターに差して取り替えられます。
メモリの差込口です。
2枚差しになっています。
Galleria QFS980でメモリの交換をしたい場合は、両端の開閉バネを開いて元のメモリを外します。
Galleria QFS980は、M.2タイプのSSDでした。
しかも、2枚挿しですす。
写真では1枚のみ、左側の差込口は空いています。
SSDは高価なので交換時は、モジュールごと外した方が安全です。
上部中央になるネジ(ピンク色の印)を外して、下側(青い印とその右となりのカラフルなケーブルが刺さってるところ)がマザーボードへの差込口とコネクターです。
SSDを追加するなら、黄色いシールみたいなのをはがして差し込めばOKです。
Galleria QFS980HGSを手探りで更に分解
はじめて触るノートパソコンで、ネットにも分解情報がないので、まさに手探りです。
キーボードが単体で外れない感じなので、トップカバーを外せるかやってみます。
とりあえず、見えるネジで全部外します。
(冷却装置のネジやモジュールで完結してるネジを除く)
更に、ケーブルやコネクター類も全て外します。
この時、ケーブルやコネクターの接続箇所を写真に撮っておきます。
後で元に戻す時に間違えないためです。
はじめて分解するパソコンなら、写真は必須です。
取り外せるパーツをどけると、ネジが出現することもあります。
ファンの下にもネジがありました。
▼モニターケーブル(?)の差込口
パッと見でオレンジ色の部分がケーブル本体かなと思いました(写真左側)が、実はモニターケーブルは下側から360度曲がってささっていました(写真右側)。
色違いのケーブルは左右を間違えやすいです。
コネクターの差込口も上下左右の向きが分からなくなることがあるので、写真に残します。
ピンぼけ写真でも、向きや配置は分かれば充分です。
Galleria QFS980のマザーボード
モニターとトップカバーを丸っと外して、ようやくマザーボードが出てきました。
大型のノートパソコンなので、モニター部+フロント部がセットだとすごく重いです。
Galleria QFS980はバッテリー内蔵でした。
ここまで分解するのにかなり苦労したので、バッテリーの交換は容易じゃないですね。
メモリの差込口も2枚分あります。
注文時にメモリが大量に欲しい人向けで、2枚追加できるのでしょうか。
バッテリー同様、自分でメモリを追加するのは困難だと思います。
先ほどの反対側です。
結局、目的の無線LANモジュールはどこにあるかと言いますと…
最初に裏フタを開けた時点で完結してました。
「Galleria QFS980の底面フタを開けたところ」写真の左側ファンの直ぐ上ですね。
交換用に預かっていた無線LANモジュールと型が違うので、無線LANではないと思っていました。
Galleria QFS980の無線LANモジュールは、M.2タイプのようです。
だから、形が違って、交換用の無線LANが入らなかったんですね。
無意味に面倒な分解をしてしまいました。
が、これもまた経験です(汗
Galleria QFS980はメモリ(2枚まで)、HDD、SSD、無線LANは底面のフタを開けるだけで交換可能です。
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