自作キーボードでキースイッチの打鍵感を滑らかにする【Lube】
【追記あり】連チャンでLubeしてる自撮り動画を最下部に追加しました〜2022.10.17
【追記あり】ロープロファイルのキースイッチもぬるぬるにしました〜2019.3.14
ロープロファイルのキー軸を遊舎工房で試していたところ、Lubetなるぬるぬるのキースイッチを発見。
ふつうのchoc switchとの違いを店員さんに訪ねてみると、キースイッチに潤滑油を塗ったのがLubetだ
とのことでした。
早速、潤滑油を購入して、試してみました。
※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。
キースイッチ(MX)をぬるぬるにしよう♪
すでに組み立て済のminiaxe(MX)のキースイッチを外して、ぬるぬる化してみました。
Blue Zilents V2の62gのスイッチです。
購入したのは「Krytox GPL 100」という潤滑油です。
AmazonではDerby Worx DWXKT01 Krytox GPL 100 5mlが現在売り切れ中。
モノタロウでもクライトックスGPLオイル 105の取扱はありますが、容量が個人向けではないですね。
(遊舎工房では少量に小分けして売っていました)
やり方は、キースイッチを開けて、キーを押した時に中でこすり合う部分にkrytoxオイルを塗って、元に戻すだけです。
1回やり方が分かれば、とてもカンタンです。
写真と説明を載せておきます。
キースイッチの両脇に爪があるので、ピンセットなどで押し上げて分解します。
krytoxオイルを塗るには、筆を使います。
ヨドバシでタミヤ 平筆が80円でした。
上の写真のように4つのパーツに分かれます。
Krytoxオイルを塗るのは、右の3つのパーツです。
下側のパーツと水色のプラスチックパーツが接触する部分、それにバネの上下にkrytoxオイルを筆で塗っていきます。
krytoxオイルは取りすぎないよう、筆先をオイルに浸した後に入れ物の端っこで筆を軽くしごきます。
平筆なら上下とも軽くしごいて、余分なオイルを落としてから塗ります。
赤い印が付いてる溝(凹)に、水色のプラスチックパーツの両脇にある凸部分がはまります。
キーを押すと上下に動いてこすれるのが溝部分なので、ここにkrytoxオイルを塗ります。
中心の円柱の周りと底面にも塗ります。
次にバネの端にkrytoxオイルを塗り、塗った側を下へ向けて、円柱部分にはめます。
はめたら、バネの反対側にもkrytoxオイルを塗っておきます。
水色のプラスチックパーツの両脇に有る凸部分(赤い印)にもkrytozオイルを塗ります。
内側は、円柱周りを中心に全体的に残りのオイルを塗ります。
あとは、元通りにキースイッチを組み立てればOKです。
水色のプラ部品と上に乗せるフタ部分は、どちらも向きがあり、、間違えるとキーが戻らなくなったりします。
向きを間違えないように気をつけましょう。
《MXスイッチに潤滑油を塗るやり方の参考動画》
MXスイッチに潤滑油を塗るやり方(説明は英語)
試しに、krytoxオイルを塗ったキースイッチと塗ってないのとを夫に押し比べてもらったところ、まるで違う! すぐに分かる! とのことでした。
(私はそれほど違いを感じなかったので聞いてみました)
夫曰く、HHKBのtype-sほどではないが、HHKBのBluetoothよりは滑らかだそうです。
使う本人が違いを感じて喜んでるので何よりです。
Lube化作業の様子を夫が撮影してくれました。
動画URL https://youtu.be/ImKE5eRnjkU
※ 筆にレジンと書いてますが、無視して下さい。
レジン用に買ってきて間違えないようにレジンと書きましたが、まだ使ってなかったのでLubeに使いました。
ロープロファイルのキースイッチもぬるぬるにしよう♪
ロープロファイルのキースイッチもkrytoxオイルで滑らかにしました。
Kailh Low Profile Choc Switchesの赤です。
MXのときと同様に側面にある爪を外して、スイッチを分解します。
キースイッチを分解すると5つのパーツに分かれます。
左から、フタ部分、スイッチを上下するプラスチック部品、コの字型の針金、バネ、底の部分。
右の4つ、フタ部分以外に潤滑油を塗っていきます。
ですが、左から2番目の赤いプラ部品、よく見ると凹みのところにすでにゼリーが塗ってあります。
ここはそのままにします。
ゼリーが取れないように注意して他の箇所にkrytoxオイルを塗っていきます。
こちらも、スイッチを押した時にこすれる場所に塗っていきます。
赤いプラ部品でkrytoxオイルを塗るのは、、針金が通る2つの穴、側面の出っ張り、棒、棒の周りの穴に塗ります。
コの字型の針金は、両足の部分に塗ります。
バネは両端に塗ります。
底のパーツは、内側の両端にある溝、中心の円柱の外側に塗ります。
ピンク色の印が付いてる凹み(溝)は赤いプラ部品の側面にある出っ張りがこすれるところです。
コの字型の針金(スタビライザー?)を乗せる場所には注意して下さい。
フック(ピンク色の印)の外側へ下ろすように乗せます。
フタと底のパーツには向きがあるので、間違えないように戻します。
動画URL https://youtu.be/P2bbhMV1L-E
夫に動画を撮ってもらいましたが、接写のため細かいところが見えにくいかも知れません。
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