自作デスクトップパソコンの電源を入れ替える《動画》

秋葉原をうろついていたら、TSUKUMOでパソコン電源のキャンペーンをやっていました。
650〜750W、ゴールド以上、普通サイズ(ケースの幅が9cmなので収まる大きさ)と希望にもマッチ、税別9,980円の電源を発見。
他の店舗やネットショップと見比べてもかなり安かったので購入しました。

▼新しく買ったPC電源「SST-ST75F-GS」
sst-st75f-gs

▼「SST-ST75F-GS」の中身

「SST-ST75F-GS」の箱を開けたところ「SST-ST75F-GS」に同梱されているケーブル

《左》「SST-ST75F-GS」の箱を開けたところ
《右》「SST-ST75F-GS」のケーブル類

今までのパソコン電源は本体からケーブル類が生えてるタイプでした。


電源本体とつながっているので、使わないケーブルも全部ケースに収納しておくしかありません。

問題なく動いていたのですが、先日パソコンケースを極薄タイプに変えており、ちょうど内部の窮屈さが気になっていたところでした。

今回購入した電源は、必要なケーブルだけ電源本体につなげて挿すタイプなので、余分なケーブルをケースに入れなくて済みます。

電源を落としたパソコンのケースを空けて、電源を取り替えるだけです。

自作デスクトップパソコンの電源入れ替え作業

パソコン前面のフタを開けたところから、動画スタートします。
26分ちょっとで終了します。
動画の下に作業内容の説明があるので、必要な部分だけチェックして下さい。

動画URL https://youtu.be/eBe9bmT_Ktc

✪ 作業内容の解説
(0分0秒)パソコンケースのフロント部分のフタを開ける
(0分43秒)開けたフロントの外側から電源を外す
(1分14秒)電源を固定してるネジを外す
(2分16秒)ケーブルの挿さっている箇所を写真に撮っておく
※今回は使いませんでしたが、ケーブルの確認に役立ちます
(4分20秒)ケーブル類を外す
SSD、HDD、ケースファンケーブル、補助電源、電源、USBなど
(9分15秒)マザーボードに挿さってるSATAは抜く必要がないかもということで、そのままに。
電源本体をケースから出そうとして、何かに引っかかって出ないことに気づきます
(10分10秒)ケースに挿さってるスペーサー(六角形のピン)が邪魔になり、電源が出せないので、スペーサーを外す
(10分48秒)マザーボードを取らずに、電源本体をケースから外す
(11分20秒)新しい電源セットから必要なケーブルを選別中…
(13分5秒)向きを合わせて電源本体をケースに入れる
(13分30秒)ケースの外側からネジを止めて電源を固定する
(15分33秒)フロント側から電源を差し込み、前面のフタを閉める
(16分40秒)SSDとHDDにSATAケーブルを挿す
起動ディスクに使ってるSSDはSATA0、データ用のHHDはSATA1に。
SATAとHDDのコネクタもつなげる
(18分48秒)フロントパネルから出てるUSBケーブルをマザボに挿す
(20分22秒)電源ケーブルを電源本体とマザーボードにつなげる
(22分00秒)補助電源ケーブルを電源本体とマザボにつなげる
(22分45秒)ケースファンケーブルを挿す
(23分40秒)ケーブルを整理する。
余った部分は結束バンドで束ねて、開いてる隙間に押し込みます。


水色の印のスイッチをONにし忘れてしまいました。
※|の方がONスイッチ。上の写真は電源が入ってる状態です。

ケース前面のフタを開けてスイッチを入れたら、何も問題なくパソコンが起動しました!

▼電源入れ替えビフォーアフター
電源を入れ替える前のケース内部
電源を入れ替え後のケース内部

《上》電源を入れ替える前のケース内部
《下》電源を入れ替え後のケース内部

必要なコネクタだけを差し込んで使うタイプの電源なので、3本だけで済みました。
・電源コネクタ(20ピン)*1本
・補助電源コネクタ(8ピン)*1本
・SATAハードディスクのコネクタ*1本
おかげでケースの中がすっきりと片付き、通気性も良くなったような気がします。

デスクトップPCの組み立てに役立つ道具

自作デスクトップパソコンの分解・パーツ交換・組み立てに使える道具を紹介します。

※ 使い回しのパーツを掃除するのに使う


ツクモのキャンペーンはかなり安いので、買いたいものがある時はおススメです!

ノートパソコンの分解に役立つ道具の紹介

ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。

《左上から時計回りに》
赤ちゃん綿棒
ファンのすき間など掃除に使います。せっかくノートパソコンを分解したなら、掃除もしておきましょう。
エアダスター
これも掃除用です。以前、秋葉原で安いのを買ったら連続使用ができなくて、安物外の銭失いになったことがあります。
すきまノズル
これも掃除用です。自宅でノートパソコンの分解をするので、何でもダスターで吹き飛ばすということはしません。埃やゴミはなるべく掃除機で吸い取って、吸い残しだけエアダスターを使います。 以前は、サンワサプライのバキュームアタッチメントを使ってましたが、掃除機を替えたら入らなりました。自宅の掃除機ホースの内径に合う方をどうぞ。
プラスチックのヘラ
ヘラはプラスチックも1本あった方がいいです。
金属のヘラ(スパッジャー)
金属のヘラで細長いのが1本あるといろいろ使えます。
VESSELのドライバー(+00)
ノートパソコンの分解に重宝するドライバーです。だいたい、これで行けます。
VESSELのボールグリップドライバー(+1)
写真は長さ違いで同じものが2本並んでます。底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
精密ピンセット TS-15
ノートパソコンの分解には必需品です。中華製品など安いのだとグニャっとなります。ピンセットは信頼あるものを買いましょう。
ピックアップツール(マグネット)
ネジがなめかけてて出てこないとき磁石で取ったり、小さなネジを中に落としたとき拾うなどwリト活用します。なめかけネジを救った回数は数知れず(写真はiFixitに入っていたツール)
ラジオペンチ
写真のラジオペンチ(プライヤー)は先曲がりタイプです。ロングノーズ、先細など自分の使いやすいのでいいと思います。ジャンクを扱うときは結構使うことがあります。

あると便利なもの。


《左上から時計回りに》
クリーナー
内部の汚れ落としやグリスの塗り直しにも使います。
三角のヘラ
iFixitについてる三角のヘラは、ニコイチなどでモニターの枠を外したりするとき重宝します。スマホの電池交換でも役立ちます(細いすき間に差し込んで、そのまま挟んでおける)。 iPhoneの電池交換で付属品に中華製の三角ヘラがあったので使ったのですが、まったく別物でした。色まで同じ青にしてますが、中華のヘラはその場で壊れたので、自分の道具を出しました。
ネジすべり止め液
ノートパソコンのネジは小さい(細い)のが多いので、ネジがなめることがままあります。ジャンクだとなめかけのネジやなめ切ったネジはよく見かけます。ネジすべりどめ液はなめかけネジに重宝します。
iOpener
ノートパソコンやタブレットの内部にはホットボンドやシール接着がよく使われています。代わりのきかないシールなどは再利用できるように、iOpenerで丁寧に剥がします。

iFixitを買おうか悩んだら? セットのツールがすべて(自分にとって)使えるものではないと考えておきましょう。 自分には不要なツールがほとんどでも、欲しいツールがあるから良いと思える人にオススメです。
類似商品に注意しましょう。 似たようなツールのセットがiFixitより安価で販売されていますが、長く使いたい場合は信頼できるものを選んだほうが良いと思います。
《その他、写真無し》
マグネットシート(水道屋のでもOK)
ネジを分かりやすい配置で置いておけます。空の名刺入れに入れて使うと、作業の途中でフタできるのでなお便利。
ネジ入れに使う箱
同種のネジなどを分けて取っておきます。同じメーカーをよく分解するなど、ネジケースが役立ちます。チャック付きの袋(目薬が入ってるような袋)もねじ入れに使えます。