GIGABYTE AI ゲーミング ノートパソコン AORUS 16Xのメモリを換装して32GB→64GBに増設します。
分解して中身の画像を載せるのでSSDの換装したい人も参考にできます。
AORUS 16X ASG-63JPC64SPの換装メモリ
GIGABYTE AI ゲーミング ノートパソコン AORUS 16Xで使えるメモリは、以下の通りです。
☑ ノートパソコン用メモリ
☑ DDR5-5600
☑ 64GB(32GB*2枚)
↑で探して【CT2K32G56C46S5】というのを買いました。
パソコンSHOPアークで税込み 29,800円でした。
(2024年8月5日現在の価格)
Amazonで税込み 34,680円だったのでアークの方がお得です。
(こちらも2024年8月5日現在の価格)
AORUS 16X ASG-63JPC64SPのメモリ換装手順
▼底面のネジを外す
パソコン底面のネジを外します。
ネジ穴が星型なので、ふつうのプラスドライバーでは開けられません。
私はifixitのドライバーセットでT-6を使いました。
※Amazonでトルクスドライバー T-6を見てみる
▼ネジ置き
配置が分からなくならないように、ネジを置いておきます。
Arkで買い物してる時にレジ脇にパソコン分解セットとか売ってて驚きました。
マグネットトレイとかもありました。
ネジを開けたら、ヘラですき間を開けていきます。
私は金属ヘラをヤスリで薄くしたものを使っています。
四辺に爪があるので折らないように、少しずつ開けて下さい。
▼底面の蓋
▼蓋を開けたところ
中央にある緑のパーツがメモリです。
これを2枚とも換装します。
両脇のレバーを押すとメモリが浮いて抜くことができます。
▼SSD交換はこちら
SSDを交換したいなら、こちらからできます。
中央左であります。
▼メモリを外した所
元から付いていたメモリを外したところです。
上のメモリはすぐ外れたのですが、下のメモリが外しにくかったですね。
レバーがズレてもメモリが浮いてこなくて、手で持ち上げました。
▼新しいメモリを1枚だけ挿したところ
外しにくいだけでなく、挿すのも大変でした。
ふつうはメモリを挿すとパチッとはまるのですが、これははまらなくて、レバーの印の部分をピンセットで持ち上げて何とか押し込みました。
外す時も挿す時もやりにくかったので、作りが悪いのかな?
夫曰く、ギガバイトはマザボの会社だから、ね…と。
▼取り外したメモリ
下側のメモリに付いてた水色のぶよぶよ(断熱用の何か)を再利用したかったのですが、これを新しい交換用メモリに貼り付けると厚みが出すぎて2枚刺しができなくなりました。
元のメモリは片側が平坦だったのに対して、新しく買ったメモリは両側が出っ張ってるので、その分出っ張ってしまいます。
▼耐熱テープを貼る
代わりに家にあった断熱テープを貼っておきました。
▼新しいメモリを2枚挿したところ
新しく買ったメモリを2枚とも挿したところです。
これでメモリの換装ができました。
あとは蓋を締めて、ネジ止めをすれば作業完了です。
▼メモリの確認
メモリが64GBになっています!
やったね♪
32GBのままだとメモリが足りなくて、ブラウザがしょっちゅう落ちると夫が言っていました。
AIとゲーミング用のパソコンなのでグラボがすごくメモリを食うみたいですね。
GIGABYTE AI ゲーミング ノートパソコン AORUS 16Xのメモリを増設したい人はぜひ参考にして下さい。
AORUS 16X ASG-63JPC64SPのメモリ換装に使える工具
ドライバー ヘクスローブネジ用(T6)
金属ヘラ
絶縁耐熱テープ
ピンセット
ノートパソコンの分解に役立つ道具の紹介
ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。
《左上から時計回りに》
- 赤ちゃん綿棒
- ファンのすき間など掃除に使います。せっかくノートパソコンを分解したなら、掃除もしておきましょう。
- エアダスター
- これも掃除用です。以前、秋葉原で安いのを買ったら連続使用ができなくて、安物外の銭失いになったことがあります。
- すきまノズル
- これも掃除用です。自宅でノートパソコンの分解をするので、何でもダスターで吹き飛ばすということはしません。埃やゴミはなるべく掃除機で吸い取って、吸い残しだけエアダスターを使います。
以前は、サンワサプライのバキュームアタッチメントを使ってましたが、掃除機を替えたら入らなりました。自宅の掃除機ホースの内径に合う方をどうぞ。
- プラスチックのヘラ
- ヘラはプラスチックも1本あった方がいいです。
- 金属のヘラ(スパッジャー)
- 金属のヘラで細長いのが1本あるといろいろ使えます。
- VESSELのドライバー(+00)
- ノートパソコンの分解に重宝するドライバーです。だいたい、これで行けます。
- VESSELのボールグリップドライバー(+1)
- 写真は長さ違いで同じものが2本並んでます。底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
- 精密ピンセット TS-15
- ノートパソコンの分解には必需品です。中華製品など安いのだとグニャっとなります。ピンセットは信頼あるものを買いましょう。
- ピックアップツール(マグネット)
- ネジがなめかけてて出てこないとき磁石で取ったり、小さなネジを中に落としたとき拾うなどwリト活用します。なめかけネジを救った回数は数知れず(写真はiFixitに入っていたツール)
- ラジオペンチ
- 写真のラジオペンチ(プライヤー)は先曲がりタイプです。ロングノーズ、先細など自分の使いやすいのでいいと思います。ジャンクを扱うときは結構使うことがあります。
あると便利なもの。
《左上から時計回りに》
- クリーナー
- 内部の汚れ落としやグリスの塗り直しにも使います。
- 三角のヘラ
- iFixitについてる三角のヘラは、ニコイチなどでモニターの枠を外したりするとき重宝します。スマホの電池交換でも役立ちます(細いすき間に差し込んで、そのまま挟んでおける)。
iPhoneの電池交換で付属品に中華製の三角ヘラがあったので使ったのですが、まったく別物でした。色まで同じ青にしてますが、中華のヘラはその場で壊れたので、自分の道具を出しました。
- ネジすべり止め液
- ノートパソコンのネジは小さい(細い)のが多いので、ネジがなめることがままあります。ジャンクだとなめかけのネジやなめ切ったネジはよく見かけます。ネジすべりどめ液はなめかけネジに重宝します。
- iOpener
- ノートパソコンやタブレットの内部にはホットボンドやシール接着がよく使われています。代わりのきかないシールなどは再利用できるように、iOpenerで丁寧に剥がします。
※
iFixitを買おうか悩んだら?
セットのツールがすべて(自分にとって)使えるものではないと考えておきましょう。
自分には不要なツールがほとんどでも、欲しいツールがあるから良いと思える人にオススメです。
類似商品に注意しましょう。
似たようなツールのセットがiFixitより安価で販売されていますが、長く使いたい場合は信頼できるものを選んだほうが良いと思います。
《その他、写真無し》
- マグネットシート(水道屋のでもOK)
- ネジを分かりやすい配置で置いておけます。空の名刺入れに入れて使うと、作業の途中でフタできるのでなお便利。
- ネジ入れに使う箱
- 同種のネジなどを分けて取っておきます。同じメーカーをよく分解するなど、ネジケースが役立ちます。チャック付きの袋(目薬が入ってるような袋)もねじ入れに使えます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません