Androidスマホ「Galaxy S21 Ultra」の液晶パネル交換時の内部分解について、簡略化した修理の図解
Androidスマホ「Galaxy S21 Ultra」の液晶パネル交換時の内部分解について、簡略化した修理の図解をまとめました(備忘録)。
GALAXY S21内部の分解
バックパネルを外す所は省略します。
フタを開けてからの内部の分解手順のみです。
(ネジ、ケーブル、コネクターの箇所を中心に)
▼フタを開ける向き
必ず、カメラ部分を手前にして開けます。
奥はケーブルがつながっているので、反対向きで開けるとケーブルが切れてしまうかも可能性があります。
▼黒いカバーを開ける準備
赤い印のコネクトを2箇所、ヘラなどで起こして外します。
これで、中央を覆ってる黒いカバーがはがせます。
※カバーの剥がし方は『AndroidスマホGalaxy S21 Ultraの分解』を参照のこと。
▼金属のカバーを外す準備
赤い印のネジ5箇所を外します。
黄色い印のコネクトも外します。
これで基板を覆ってる金属カバーが外せます。
▼中央のケーブルとコネクトを外す
中央の5箇所のケーブルとコネクトを外します。
▼充電用ボードを外す準備
赤い印のネジ3本を外します。
黄色い印のフラットケーブルも外します。
これで、充電ケーブル差込口とつながってる小さな基板を外せます。
※充電用ボードの外し方は『AndroidスマホGalaxy S21 Ultraの分解』を参照のこと。
▼スピーカー付近のモジュールを外す準備
赤い印のネジ4本を外します。
ピンクの印のコネクトを2箇所外します。
これで右上の黒いプラスチックパーツが外れます。
▼マザーボードを外す準備
赤い印のネジ1本を外します。
ピンクの印のコネクト4箇所を外します。
これでマザーボードを外すことができます。
上の写真、左端中央のコネクトはカメラです。
マザーボードを外したら、カメラを温めてカメラも外します。
▼新しい液晶パネルを付ける
交換用の液晶パネルに取り替えます。
黄緑色のケーブルははめる前に、穴から通しておきます。
もっと細かく見たい場合は『AndroidスマホGalaxy S21 Ultraの分解』も参照して下さい。
Androidスマホ「GALAXY S21 ultra」を分解するのに使った工具
ドライバー
iFixit iOpener ipad オープナーキット
iOpner、三角ピック、スパッジャー、オープニングツール、ハンドル付き吸盤が入ってます。
『AndroidスマホGalaxy S21 Ultraの分解』ページでも書きましたが、三角ピックやスパッジャー、オープニングツール、吸盤はよく選んで買ったほうがいいです。
パチもんとifixitでは見た目は似ていても、頑丈さが雲泥です。
iPhoneのバッテリーを買ったときの付属品はひどい出来でした。
一回だけ使えれば良いと思っても、その一回も使えませんでしたから。
自前で道具を持っていたので何とかなりましたが。
何度目でしょうか。
夫がまたスマホの画面を割ったので修理します。
タダで修理できると思って…もう何度も自分でスマホの画面入れ替え修理をしてますが、内部分解の図解だけ簡略的にまとめ直しました。
ノートパソコンの分解に役立つ道具の紹介
ノートパソコンの分解・清掃などに役立つ道具類を紹介します。
《左上から時計回りに》
- 赤ちゃん綿棒
- ファンのすき間など掃除に使います。せっかくノートパソコンを分解したなら、掃除もしておきましょう。
- エアダスター
- これも掃除用です。以前、秋葉原で安いのを買ったら連続使用ができなくて、安物外の銭失いになったことがあります。
- すきまノズル
- これも掃除用です。自宅でノートパソコンの分解をするので、何でもダスターで吹き飛ばすということはしません。埃やゴミはなるべく掃除機で吸い取って、吸い残しだけエアダスターを使います。
以前は、サンワサプライのバキュームアタッチメントを使ってましたが、掃除機を替えたら入らなりました。自宅の掃除機ホースの内径に合う方をどうぞ。
- プラスチックのヘラ
- ヘラはプラスチックも1本あった方がいいです。
- 金属のヘラ(スパッジャー)
- 金属のヘラで細長いのが1本あるといろいろ使えます。
- VESSELのドライバー(+00)
- ノートパソコンの分解に重宝するドライバーです。だいたい、これで行けます。
- VESSELのボールグリップドライバー(+1)
- 写真は長さ違いで同じものが2本並んでます。底面のゴム足のとこやモニターのヒンジなど大きいネジに。力のいるねじ回しは大きめの方が接着面積が広くなって開けやすくなります。
- 精密ピンセット TS-15
- ノートパソコンの分解には必需品です。中華製品など安いのだとグニャっとなります。ピンセットは信頼あるものを買いましょう。
- ピックアップツール(マグネット)
- ネジがなめかけてて出てこないとき磁石で取ったり、小さなネジを中に落としたとき拾うなどwリト活用します。なめかけネジを救った回数は数知れず(写真はiFixitに入っていたツール)
- ラジオペンチ
- 写真のラジオペンチ(プライヤー)は先曲がりタイプです。ロングノーズ、先細など自分の使いやすいのでいいと思います。ジャンクを扱うときは結構使うことがあります。
あると便利なもの。
《左上から時計回りに》
- クリーナー
- 内部の汚れ落としやグリスの塗り直しにも使います。
- 三角のヘラ
- iFixitについてる三角のヘラは、ニコイチなどでモニターの枠を外したりするとき重宝します。スマホの電池交換でも役立ちます(細いすき間に差し込んで、そのまま挟んでおける)。
iPhoneの電池交換で付属品に中華製の三角ヘラがあったので使ったのですが、まったく別物でした。色まで同じ青にしてますが、中華のヘラはその場で壊れたので、自分の道具を出しました。
- ネジすべり止め液
- ノートパソコンのネジは小さい(細い)のが多いので、ネジがなめることがままあります。ジャンクだとなめかけのネジやなめ切ったネジはよく見かけます。ネジすべりどめ液はなめかけネジに重宝します。
- iOpener
- ノートパソコンやタブレットの内部にはホットボンドやシール接着がよく使われています。代わりのきかないシールなどは再利用できるように、iOpenerで丁寧に剥がします。
※
iFixitを買おうか悩んだら?
セットのツールがすべて(自分にとって)使えるものではないと考えておきましょう。
自分には不要なツールがほとんどでも、欲しいツールがあるから良いと思える人にオススメです。
類似商品に注意しましょう。
似たようなツールのセットがiFixitより安価で販売されていますが、長く使いたい場合は信頼できるものを選んだほうが良いと思います。
《その他、写真無し》
- マグネットシート(水道屋のでもOK)
- ネジを分かりやすい配置で置いておけます。空の名刺入れに入れて使うと、作業の途中でフタできるのでなお便利。
- ネジ入れに使う箱
- 同種のネジなどを分けて取っておきます。同じメーカーをよく分解するなど、ネジケースが役立ちます。チャック付きの袋(目薬が入ってるような袋)もねじ入れに使えます。
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