熱暴走で突然落ちると聞いていたS9の修理〜レッツノートCF-S9ジャンク分解日記(20160428)

ノートパソコン(Let’s NOTE)のジャンクを分解・清掃・交換・修理→再生させる作業の日記です。

今回の作業は【レッツノートCF-S9】が熱暴走して突然落ちるというので、状態確認と修理をします。

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今回のLet’s Note S9の状態

熱暴走で負荷かけると落ちるから、ファンの状態を確認して、必要ならグリスの塗り直しもお願い…ということで、知人からレッツノートのS9を預かりました。

熱暴走と聞いており、作業内容も指示をもらってますが、何はともあれ現在の状態を確認します。
症状の再現

電源を入れると、ふつうにWindowsが起動します。
しばらく付けっぱなしでも特に熱くなるようなこともなく、ファンの音も静か

負荷をかける意味で、無線LANで自宅のネットにつなぎ、動画を再生してみることに。
二時間ほど動画を再生しっぱなしでも変化なし

たまに、正常なS9のレベルが分からない人もいます。
S9のふつうの熱さレベルなのに「熱くなってる!」と感じたり、ふつうのファンの音なのに「異音がする!」と感じたりですね。

今回のS9は熱さについては全くふつう。
ファンの音で言えば、今まで触ったS9でも最高クラスに静かでした(笑)

どうしたものかな〜と悩んでると、夫が「負荷テストするソフト使ってみれば?」とアドバイスをくれました。

「え、そんなものがあるの?!」
ノートパソコンの分解前を趣味にするまで、本当に何も知らなかったので、負荷テスト用のツールがあるなんて知りませんでした(汗)

ネットで負荷テストの無料ツールをダウンロードして、早速使ってみました。
スレッドが4つ使えたので、フルで可動、それぞれ最高負荷にしてテスト開始です。

が…2〜3時間ほどしても落ちる気配は一向に無し。
ノートパソコンが突然落ちると言う症状なので、同じことを再現しないとどうしてイイか分かりません。

知人に、これまでやってみたことを伝えてから、どんな作業をしていて落ちたのか教えてほしいとメールしました。

どうやら、Windows7sp1にしようとしても、途中で落ちてアップできないとのことでした。

なので、こちらでWindowsのアップデートをしてみることに。

▼WindowsUpdateを開始してみる
レッツノートS9が突然落ちてWindowsUpdateができないとのことなので実際に更新作業をしてみる

WindowsUpdateの画面を見ると、36個の重要なアップデートが溜まっています(ゾッ)
更新ボタンを押して、アップデート作業を開始すると…1/3くらいで落ちました。

ここでようやく、状態の確認が取れました。

ファンのチェックとグリスの塗り直しと言われていましたが、そばで見ていた夫曰く「OSかメモリが怪しい」と。
ドライブの当て方がおかしいかも知れないから、Windowsの再インストールをしてみればと教えてもらいました。

で、知人に再インストールの作業をするよと報告。
ここで、ちょっと待ったがかかりました。

再インストールするなら、新しいSSDにして欲しいとのことでした。
なんか、向こうにも事情があるんでしょう。
できれば、この今のSSD(と中に入ってるWindows)でどうにかして欲しいと言うことみたいです。

ここで夫が「メモリが怪しいから、まずは外側のメモリをはずしてみて、マザーボードの直ぐ上(下側)のメモリだけでもう一度Windowsのアップデートをしてみたら?」とアドバイスをくれました。

なるほど!
と言う訳で、裏ブタ側のメモリをはずします。
4GBあったメモリが、2GB一枚だけに。
この状態で、Windowsのアップデートに再挑戦です。

▼メモリの上側と下側
レッツノートS9のメモリの上側と下側

上側だ、下側だと、文字で書いても分かりにくいので写真を載せておきます。
レッツノートS9にメモリの差し込み口は上下2箇所です。
写真だと下側だけにメモリが刺さってる状態です。
ピンク色の方の差し込み口を上側
オレンジ色の差し込み口を上側と呼んでいます。
購入時は、通常下側にメモリが刺さっています。
メモリを追加する場合は底面の裏ブタを開けて差しますが、そこが上側の差し込み口になります。

さて、メモリは下側の一枚差しにしました。
しかし、これでもまた途中でパソコンが落ちました。
ならば、今度はいよいよノートパソコンを分解して、下側のメモリをはずし、上側にメモリを差してアップデートに再挑戦です。

※ S9の基本的な分解方法については『ノートパソコン Let’sNOTE CF-S9の分解(図解)』で写真付きで解説しています。

パソコンを開けると、マザーボードの裏側にメモリが差してあります。
これを抜いて、いったん全部はずします。

もしかして、メモリ二枚とも不具合があるかもしれないので、念のため自宅にあった予備のメモリを使います。
(S9のメモリは常備してます)

先ほどは下側に一枚だけ差して失敗したので、今度は下ではなく上側に差します。

開けたパソコンを全部閉じてしまうと、この作戦が失敗だった時に面倒です。
最低限のケーブル類だけつないで、Windowsのアップデートをします。
トップカバーは仮止め、キーボードは外付けです。

▼WindowsUpdateを開始してみる
レッツノートS9でメモリ交換、位置の交換でとりあえず突然落ちることなく、アップデートが完了

そして、このやり方でようやくWindowsの重要なアップデート36個が完了しました!!

差してあったメモリのどちらかに不具合があるのか、
メモリ差し込み口(下側)がおかしいのか、
どちらかと思いますが、今回はそこまでの原因特定は不要、メモリを交換して正常に動くならOKと言われましたので、ここで私の作業も終了です。

ファンは最後まで静か、熱も他のS9と同じくらいで熱暴走ということはなく、原因はメモリ絡みでした。

ノートパソコンが突然落ちるのは熱暴走と言う訳ではないので、落ち着いて原因を探してみましょう。
まあ今回は9分9厘、夫のおかげで解決したんですけどね(笑)

ノートパソコンの分解・修理も経験の積み重ねですね。
日々これ勉強、そしてそれがまた楽しいです!

ノートパソコンを分解する時の基本パターン

ノートパソコンを分解する基本のやり方を紹介します。
メーカーや機種に関係なく、どのノートパソコンを分解すつ時でも共通の基本的な分解方法です。

ノートパソコンを分解する際、メーカーや機種によって各パーツの分解方法は違います。
分解前にネットでメーカーや型番で同機種の分解方法を確認する人がほとんどでしょう。

でも、ノートパソコンの分解には基本パターンがあります。
分解の基本はどんなノートパソコンでも共通です。
基本の分解方法を知っておけば、とても便利です。

  • 同機種のノートパソコン分解方法を解説したページが見つからない
  • 情報が少ない機種のノートパソコンを分解する
  • 情報があってもテキスト情報だけで分かりにくい
  • 新しく出たばかりの機種のノートパソコンを分解する

などで役立つ、ノートパソコンの分解ノウハウです。

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ノートパソコン分解の基本テクニック

ノートパソコンの分解に役立つ基本の工具類を書いておきます。

パソコンの状態を確認する

不具合があるパソコンの場合、まず電源を入れて状態を確認します。
ジャンクのノートパソコンを買ってきた時も、まずは状態確認をしましょう。

まずは、BIOS画面の確認をします。

▼BIOS画面の確認
ノートパソコン分解前はBIOS画面を確認してみる

電源起動直後にF2を押すとか、メーカーなどによっていくつかパターンがあります。
BIOSが見られたら、メモリやHDDが入ってるか(認識してるか)、累計使用時間がどれくらいかなど確認します。

BIOS画面確認後は、ふつうに電源を入れてみます。
HDDがなければ、インストール画面が表示されます。
HDDあるなら、OSを起動させます。

  • PCが起動しないなら、何が原因で起動しないのか
  • 起動時にエラーは出ていないか
  • 起動してみてファンやHDDから異音がしないか
  • 通常より熱くなりすぎていないか(熱暴走してないか)
  • バッテリーは充電しているか
  • ネットがつながるか(有線と無線)
  • 音声出力が正常か

など気になる箇所がないか確認します。

バッテリーを外す

分解前は電源を抜いて、バッテリーを外します。
感電したら危ないですから、忘れずにバッテリーを外します

付属品(パーツ)の有無を確認

バッテリー、HDD(SSD)、電源ケーブル、メモリなどがあるか確認します。
ジャンクのノートパソコンだと、メモリやHDDが入ってないとかふつうです。

ジャンク購入時に書かれている状態や付属品には間違いもあるので、チェックした方がいいです。

電源が入らないジャンクには、メモリが入ってないこともあります。
ところが、メモリを挿すだけでふつうに起動することがたまにあったりするのでメモリ確認は重要です。

同一機種のノートパソコン分解情報を探す

メーカーや機種名(型番)などで同じノートパソコンの分解方法の情報を探します。

「(機種名) 分解」と検索するといいです。
「レッツノート CF-S9 分解」「dynabook t653 分解」みたいな感じですね。

同一機種がない場合は、メーカー名や該当のノートPCシリーズ名を入れて近い機種の分解情報を探してみて下さい。

多少の違いはあっても、メーカーごとで分解方法が似通ってるので参考になることが多いです。

分解前の写真を撮っておく

底面のネジの配置を分解前に写真に撮っておきましょう。

ネジは磁石シートに置いたところでも写真を撮っておくといいです。

▼ネジは磁石シートに置くと便利
ノートパソコンの分解時、外したネジは磁石シートに置いておくと便利

万が一、作業中にネジが倒れたりバラバラになっても、写真があれば元に戻せます。

フロントカバーを外してから更に分解する場合には、マザーボードのケーブルやコネクターなども写真に撮っておきましょう。
ケーブルやコネクターは場所、色や形で分かるはずと思っていても、案外分からなくなります。とくに、一箇所に数本のケーブルなど集中してると間違えやすいです。

底面のネジから外す

基本的に、見えてるネジは全部外します。
ネジを回す時は、ネジなめしないよう《押す力7・回す力3》です。

外したネジは、後で戻す時分かりやすいように並べておきます。
マグネットシートがあれば、その上に載せておくと転がりにくいので重宝します。
(水道工事の宣伝でポスティングされてる磁石でOK)
名刺入れの空ケースに磁石シートを入れると、作業をいったん中止する時もフタをして保存できるのでおススメです。

DVDドライブ付近(ドライブを外した内部やフタの下・横など)にもネジがあることがあります。
もちろん全部外します。

大きめのノートPCなど底面の一部だけフタが開くタイプもあります。
フタを開けて見えているネジを全部外します。
見えているケーブルもあれば外しておきます。

ノートパソコンの内部でも外側でも、見えるネジは全部外すのが基本です。
もちろん、分解し慣れた機種で、ネジを外す必要が無いと分かっているなら、不要なネジは外さなくてもいいです。

キーボードやカバーは強引に外さない

キーボードやトップカバーを外す時に引っかかりを感じたら、見逃した(隠れてる)ネジがないか確認しましょう。
キーボードとカバーが外れないだけならいいですが、爪が折れたり、カバーに割れや凹みを作ってしまいます。

機種によってはキーボードが折れ曲がるタイプもあるので、ヘラを上手く使って折れ曲がらないように外します。

キーボード、もしくはトップカバーの裏で、キーボードケーブルがつながっています。
ケーブルが切れたりしないよう、接続箇所を確認しケーブルを外してから、キーボードやカバーを取り外します。

パソコンの内部をいじる時も、ケーブル・コネクター・ネジを全部外します。
マザーボード上のケーブルやコネクター、ネジも基本的には全部外します。

ただし、ヒンジ部の扱いには注意が必要です。
ヒンジ部は外さなくてよいことが多いのと、ヒンジ部を外すと戻すのが非常に面倒なケースが多いです。

ケーブルは、(ストッパーみたいな)スイッチレバーを起こすか倒して外すパターンが多いです。
下の写真ではピンク色の印の白い部分がレバーです。

ノートパソコン分解してケーブルを外す時はレバーを上げ下げする

電源ケーブルは非常に固いのでケーブルが切れないよう、丁寧に抜きます。
基板コネクター抜きがあると重宝します。

作業時に、各種ケーブルやコネクターがどこへつながっているか、確認しながら作業するといいです。
スピーカーにつながってるからスピーカーケーブルだなとか、
無線アンテナにつながってるから無線LANケーブルだなとか、
そういうのをひとつひとつ確認していくと次回以降の作業がはかどります。

分解したら内部の清掃

分解してマザーボードまで出したら、ついでにファンなど内部の清掃をしましょう。
ファンに埃や汚れが貯まると熱暴走の原因になります。

▼ファンや送風口には埃や汚れが詰まりやすい
ノートパソコンを分解したらファンと送風口に溜まった埃や汚れを清掃する

エアダスターを吹き付けるだけでキレイになることもあれば、油っぽい汚れで綿棒など使わないと汚れが取れないこともあります。
ファンの清掃時は軸がずれないように注意します。
軸ブレは異音や熱暴走の原因になります。

累計使用時間が長かったり、調子の悪いパソコンであれば、グリスの塗り直しもおススメです。


ノートパソコン分解時の流れは、こんな感じです。
メーカーや機種によって構造が違うので細かいところは異なりますが、分解の基本はどれも同じです。

ノートパソコンの分解に興味を持ったら、ジャンクショップなどで古い型の安いジャンクを買って試すのがおススメです。

ノートパソコンの分解に役立つ工具類の紹介

このページで使ったノートパソコンの分解・清掃に役立つ道具類を紹介します。

レッツノートの分解に必須のvessel +00のドライバーレッツノートの分解に必須の精密ピンセットレッツノートの分解にあると便利な基板コネクター抜き


左から、

ベッセルの+00のドライバー

ノートパソコンの分解に重宝する+00で使いやすいドライバー
先曲がりのピンセット

ケーブルやコネクターなど細かいパーツをいじる時に必須のピンセット
(安い外国製などは直ぐに曲がって使えない)
基板コネクター抜き

小さなコネクターなど外す時に便利
レッツノートの分解に必須のiOpenerレッツノートを分解して掃除するのに必須のエアダスターレッツノートを分解して掃除するのに必須の掃除機アタッチメントノズルレッツノートを分解して掃除するのに必須の極細綿棒


左から、

iOpener
ホットボンドや粘着テープで貼られてる部分を再利用できるようキレイに剥がでる
エアダスター
マザーボード上やファンなどパソコン内部の清掃に
掃除機のアタッチメント・ノズル
細いノズルで埃の固まりを一気に吸い出す(エアダスターのようにゴミを散らかさない)
極細綿棒
ファンの清掃で粘りけのある埃や汚れをキレイにする時など便利

ノートパソコン「Let’sNote CF-Y7」を分解・掃除する手順【写真】

ノートパソコン(Let’s NOTE CF-Y7)を分解する手順を写真つきで解説します。

実は、このレッツノートY7、数年前まで私の愛用機でした。
ただ、メモリ2GBなのでもう出番もないですね。
ここ一二年は起動する機会もなくなっていました。

でも、私はレッツノートのYシリーズのモニターが大好きなんです、あの四角感がいい!
なので、一度分解・清掃・リカバリーして自宅で印刷専用マシンとして使うことにしました。

ふつうに動くノートパソコンを分解するのに抵抗ある人もいるでしょうが、買ってから一度も中を開けてないので、印刷マシンにする前に分解・掃除してみることにしました。

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Let’s Note Y7の分解(基本)

レッツノートY7の分解・掃除で役立つのは以下の道具です。

▼レッツノートCF-Y7底面のネジ

Let'sNote CF-Y7底面のネジ

バッテリーを外したら、底面のネジを外します。
オレンジ色の○はゴム足のネジです。
ピンク色の○がキーボードのネジです。
緑色の○青い○も全部外します。

▼ネジは分かりやすく

Let'sNote CF-Y7ネジ配置

ネジは後で元に戻す時に分かりやすいようにしておきます。

水道屋さんがポスティングしてる磁石シートを名刺入れの空ケースに入れて使うのがおススメです。
作業を一時中止する場合も、このままフタをして取っておくことができます。

▼DVDドライブのエマージェンシーホール【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7のDVDドライブのエマージェンシーホール

電源OFFの時にDVDドライブのフタを開けるには、エマージェンシーホールを使います。
DVDドライブの裏側、ピンク色の印がそうです。
クリップを伸ばしたものなどで開けられます。

▼ドライブ内のネジ【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7ドライブ内のネジ

ピンク色の○のネジを外します。
上の方の、フタがギリギリのネジが外しにくければ、後でフタを取ってからでも大丈夫です。

▼ドライブ横のカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7ドライブ横のカバーを外す

DVDドライブの右側にあるプラスチックのカバーを外します。
写真は後ろ側から見たところです。
ヘラなどを差し込むとカパッと外れます。

▼ドライブ横のカバーを外したところ【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7ドライブ横のカバーを外したところ

カバーの中には、無線LANのアンテナが入っています。
ピンク色の○の2箇所のネジを外します。

▼キーボード脇のカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7キーボード脇のカバーを外す

キーボードの両脇にあるプラスチックのカバーも同様に外します。
写真は左右のカバーを外したところです。
左側のカバー下には、無線LANのアンテナがあります。
ピンク色の○のネジも外します。

▼キーボードを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7キーボードを外す

ヘラなどを差し込んで、キーボードを外します。
ピンク色の線辺りにはシールがあります。

▼DVDドライブのフタを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7のDVDドライブのフタを外す

ドライブのフタを外すには、蝶番の役をしている金具を外します。
ピンク色の線のように、長い方が上でフタの穴の所に入るようになっています。
金具を外すと、DVDドライブのフタが取れます。

▼キーボード下のネジを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7キーボード下のネジを外す

キーボード下のネジを外します。

▼キーボードケーブルを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7

キーボード下の中央にある黒いフィルムを剥がして、キーボードケーブルを外します。
元に戻す時にまた貼り付けるので、破らないようにして下さい。
iOpenerなどで温めると、シールが剥がしやすくなります。

これでトップカバーが外せる状態になりました。

▼トップカバーを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7トップカバーを外す

写真は、トップカバーを上から外しかけた状態です。
2箇所のケーブル(ピンク色の□)がトップカバーとつながってる状態なので、これを外します。
これでトップカバーが完全に外せます。

上辺の両脇(ヒンジのところ)に埃がいっぱい貯まっていますね。

▼マザーボード上のケーブルを外す【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7マザーボード上のケーブルを外す

マザーボードを外すには、接続されてるケーブルやコネクター類を全部外します。
ピンク色の印がケーブルとコネクター類です。
左上の3つは、シールで覆われています。

赤い○のネジも外します。

▼マザーボード上の隠れたケーブルとコネクター【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7マザーボード上の隠れたケーブルとコネクター

先ほどの写真で見えなかった3箇所のケーブルとコネクターです。
これも外します。

▼マザーボードの裏側【Let’s NOTE Y7】

Let'sNote CF-Y7マザーボードの裏側

マザーボードをひっくり返したところです。

ピンク色の印がメモリの差し込み口です。
黄色の印がCPUですね。
CPUの真下にある八つ足がBIOSの設定をするところだと思います。

赤い○がモデム、緑色の○が無線LANのモジュールです。
青い○の黄色いのがCMOS電池です。

特に不具合はないので、内部を掃除機とエアダスターで掃除して、グリスを塗り直して終了です。
分解手順を逆に、元に戻します。

以前はLinux(Ubuntu)とWindowsのデュアルブートで使っていましたが、印刷専用マシンにするのでWindowsのリカバリーをして作業完了です。

レッツノートの分解で使った道具の紹介

このページで使ったノートパソコンの分解・清掃に役立つ道具類を紹介します。

レッツノートの分解に必須のvessel +00のドライバーレッツノートの分解に必須の精密ピンセットレッツノートの分解にあると便利な基板コネクター抜き



左から、
ベッセルの+00のドライバー
先曲がりのピンセット
基板コネクター抜き

レッツノートの分解に必須のiOpenerレッツノートを分解して掃除するのに必須のエアダスターレッツノートを分解して掃除するのに必須の掃除機アタッチメントノズル



左から、
iOpener
エアダスター
掃除機のアタッチメント・ノズル

HPのノートパソコン「Pavillion db6」の動作確認と分解【画像】

「分解しても構わないいノートパソコンが欲しい〜」と言ったところ、知人から動作不良のノートパソコン(Pavillion db6)が届きました。
起動したりしなかったりするらしいです。

今回は、Pavillion db6の動作不良の状態確認と分解をします。

※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。

ノートパソコンPavillion db6の状態確認

届いたのは、割と新しめのcore i7のノートパソコンです。
HPのPavillion db6とあります。
HPのノートパソコンは初めてなので嬉しいです♪

ただし、すでに分解された後で、ネジも元に戻してない状態。

▼Pavillion db6のネジ群

pavillion db6のネジ群

2袋に分けてあるのは外側の底面ネジと中のネジという意味でしょうか。
ネジが団子状態なので、とりあえずネジの仕分けをしました。

外側と思しきネジは数種類で分類できました。
が、内部のネジは同じネジがほとんどなく、色も太さも長さもバラバラのネジが20本以上ありました(><)

とりあえず、ノートパソコンの状態を確認します。
電源を入れると、ふつうにWindowsが起動します。

バッテリーは充電しない状態でした。

▼バッテリーが充電しない状態

pavillion db6バッテリーが充電しない状態

分解OKが前提のノートPCなので、中を開けてみます(笑)

ノートパソコンPavillion db6の分解

▼Pavilion db6の底面図

pavillion db6の底面図

底面のネジ図です(ピンク色の○)。

▼Pavilion db6の底面のフタを開けたところ

pavillion db6の底面のフタを開けたところ

底面中央のフタを開けたところです。
バッテリーも外します。

▼Pavilion db6のDVDドライブを外したところ

pavillion db6のDVDドライブを外したところ

DVDドライブを外すと、中にネジが3箇所あるので、それも外します。
DVDドライブのユニットを外してネジを外すタイプはよく見かけます。

今回ははじめからネジがない状態で届きましたが…
先ほどの底面のフタを開けた際、ドライブを固定してるネジを外さないとドライブが出せません。

▼HDDカバー下にあるネジ

pavillion db6のHDDカバー下にあるネジ

カバーを外して中を見たいので、フタを開けて見える部分のネジは外します。

気付きにくいネジは2箇所あります。

ひとつがHDDのカバー下です。
HDD部分はカバーで覆われていて見えにくいですが、その下にもネジがあり、これを外さないと開けられません。
カバーは切れやすいので上側だけめくってネジを外します。

▼無線LANモジュール脇のネジ

pavillion db6無線LANモジュール脇のネジ

もう一箇所、無線LANモジュールの左脇にあるネジ(ピンク色の○)も見えにくいですが、忘れずに外します。

これで、キーボードが外れます。

▼Pavilion db6のキーボードを外す

pavillion Pavilion db6のキーボードを外す

キーボードは下側に爪が5〜6箇所あるので、上方向へずらすような感じで外すといいです。
全部外す前に、中央下にあるキーボードケーブルを外します。

黒いレバー(ピンク色の印)を起こせば、ケーブルは外れます。

▼Pavilion db6のキーボード下のネジ

pavillion Pavilion db6のキーボード下のネジ

キーボードを外したら、トップカバーを留めているネジを全部外します(青い印)。
トップカバーとつながってるケーブル(ピンク色の印)も外しておきます。

▼トップカバーを外す

pavillion db6トップカバーを外す

ヘラなどを差し込んで、トップカバーを外します。
大きなノートパソコンの割には、外しやすいトップカバーでした。

▼Pavilion db6のトップカバーを開けたところ

pavillion db6のトップカバーを開けたところ

トップカバーが外れ、マザーボードが見えるようになりました。

▼マザーボード上のケーブル

pavillion db6マザーボード上のケーブル

マザーボードも外したいので、ケーブルやコネクタ類を全部外します(ピンク色の印)。
ネジ(緑色の印)も外します。

マザーボード右上端の裏に電源ケーブルがつながってるので注意。

▼マザーボードをひっくり返したところ

pavillion db6マザーボードをひっくり返したところ

電源ケーブルだけ残してひっくり返したところです(ピンク色の印)。
電源ケーブルは固いので、いったんひっくり返してから外した方が外しやすいです。

電源ケーブルを外せば、マザーボードが完全にはずれます。

▼pavillion db6のマザーボード(裏表)

pavillion db6のマザーボード

pavillion db6

パソコン本体から外したマザーボードの裏と表です。

▼ファンに錆っぽい汚れ

pavillion db6ファンに錆っぽい汚れ

マザーボードで特に気になる箇所はありませんでしたが…内部は錆まじりの埃?で汚れていました。
ファンも錆っぽい砂?埃?で汚れていたので、エアダスターと綿棒でキレイにします。

マザーボード上もあちこち見てみましたが、特に劣化してそうなところは見当たりませんでした。
元に戻して状態の確認をしてみます。

ノートパソコンPavillion db6の状態確認

起動したりしなかったりするとのことなので、起動→終了を繰り返してみます。

▼エラー表示が出た

pavillion db6

何度か電源のON/OFFを繰り返してみると、エラー表示が出ました。
ディスクエラーですが、これならCtr+Alt+Delするだけで通常起動します。

念のために、HDDを別のと交換してみます。

▼HDDとケース

pavillion db6のHDDとケース

写真はHDDユニットを外したところです。
下側がHDDのケース、右側がHDDのケーブルです。

HDDを交換しても、ディスクエラーは変わりません。

▼HDDを認識できてない

pavillion db6でHDDを認識しないエラー

HDDを認識できないと言われるようになりました。
HDD自体ではなく、ケーブルかマザボの方でHDD認識できないエラーが出るようです。

HDDではなく、USBでの起動をテストしてみます。

▼USBからLinuxMINTを入れてみる

pavillion db6にUSBからLinuxMINTを入れてみる

LinuxMINTが入ったUSBから起動してみると、問題なくインストール画面まで行きます。

ただインストール直前で、ディスクの空き容量がないと言われました。
やはり、HDDが認識できないようです。

HDDの接続ケーブルか、マザボ側でHDDが認識できないようです。

ですが今回は、原因の確認ができたところで終了です。

直したい場合はまずHDDケーブルを変えてみて、症状が変わらなければマザボ自体を交換します。
それとバッテリーが充電しないので、バッテリーも交換する必要がありますね。