初めてのHackintosh(ウニビースト)を最安自作PCで実現する(4)UniBeastのインストールUSB作成編
- 今のMACだとメモリが足りない
- メモリが多いMACだと高くて買えない
- メモリをたっぷり載せたMACを自作PCで動かしたい
- 中古パーツを集めた自作PCでMACを使ってみたい
- 低予算の自作PCでMACが動いたらいいな
などなど…MACファンもそうでない人も、一度は挑戦したいHackintosh。
今回は、メモリ64GBのHackintoshをとにかく安く作るのが目的です。
使い回しのパーツや中古のパーツで自作PCを作り、そこにHackintoshを入れて動かしてみます。
※このページにある写真は、クリックで大きな画像を表示します(別窓)。
Hackintosh(ウニビースト)インストール用USB作成に必要なファイル
UniBeastのインストールUSBの作るのに必要なファイル一覧とダウンロードサイトです。
これらのファイルと、16GB以上のUSBをひとつ用意します。
各ファイルをDLしてUSBにコピーすれば、UniBeastインストールUSBの出来上がりです。
- ウニビースト(UniBeast 7.0.1)
- tonymacx86
- マルチビースト(MultiBeast-Sierra9.0.1)
- tonymacx86
- Sierra
- AppStore
- クローバーインストーラー(bootloader)
- sourceforge.net
- Clover Configurator(4.39.1)
- mackie100projects.altervista.org
- Nvidia(グラボ)のWeb Driver
- insanelymac.com
()内は、今回ダウンロードしたバージョンです。
Hackintosh(ウニビースト)インストール用USBの作り方
ウニビーストのインストールUSBを作ります。
作り方は、tonymacx86のInstallation Guideページにある通りですが、確認したい人は動画を見てみて下さい。
動画URL⇒ https://youtu.be/fh7_IKCCXOw
以下、Hackintosh用のUniBeastインストールUSBを作る手順と動画の該当箇所です。
- (0分00秒〜)言語の設定で、英語を優先に変更して、再起動する
(なければ、英語を追加して下さい)
でないと、ウニビーストが起動しないそうです。 - (0分25秒〜)ブラウザで「Hackintosh」と検索する
「hackintosh tonymacx」という検索候補が出てくるはずなので、tonymacx86のページを開きます。 - (0分秒46〜)「Installation Guide」タブを開く
このページにウニビースト(hackintosh)の入れ方が書いてあります。
英語ページですが、箇条書きですし、そんなに難しくないと思います。
困ったら、このページに戻ってやり方を確認します。 - (0分52秒〜)Before You Beginのcreate oneをクリックして、tonymacx86に新規登録する
名前、メールアドレス、パスワード、性別、誕生日などを入力します。
登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
確認メール本文内にある認証URLをクリックすれば、認証作業は完了です。 - (1分53秒〜)Downloadsを開いて、最新版のウニビーストとマルチビーストをダウンロードする
tonymacx86.comサイト上部の「Downloads」タブを開いて、必要なファイルとバージョンを探します。
今回は、UniBeast7.0.1とMultiBeast-Sierra9.0.1をダウンロードします。 - (3分02秒〜)AppStoreからmacOS Sierraをダウンロードする
- (3分33秒〜)Disc Utility(ディスクユーティリティ)からUSBを開く
Eraseをクリックして、名前を《USB》に変更します。Format欄は、OS X Extended(Journaled)を選択します。
Scheme欄は、GUID Partition Mapを選択します。
右下のEraseをクリックして、ポップアップで出てきたDoneをクリックします。 - (4分39秒〜)ダウンロードしたUniBeastを実行する
そのままContinueを4回クリックして、ポップアップ内のAgreeをクリックします。Select a Destinationの画面でUSBのアイコンを選択して(アイコンが青い色になる)、右下のContiuneをクリックします。
Select OS Installationの画面でSierraのアイコンを選択して(アイコンが青い色になる)、右下のContiuneをクリックします。
Bootloader Configurationの画面でUEFI Boot Modeのアイコンを選択して(アイコンが青い色になる)、右下のContiuneをクリックします。Optional Graphics Configurationの画面では何もチェックを入れないで、右下のContinueをクリックする
※ Nvidiaのグラボを使うけれども、チェックは無しでOK!!USB、Sierra、UEFIのアイコンが青くなってるのを確認して、右下のContiuneをクリックします。
ポップアップで出てきたフォームにパスワードを入れて、OKをクリックするとインストールUSBの作成が始まります。
- (9分12秒〜)ダウンロードしたMultiBeast Sierra EditionをUSBに入れる
- (9分39秒〜)ブラウザで「clover configurator sierra」を検索する
mackie100projects.altervista.orgでClover Configuratorの最新版(今回はv4.33.0)をダウンロードします。 - (10分12秒〜)Clover ConfiguratorをUSBに入れる
- (10分33秒〜)ブラウザで「sierra webdriver updates」と検索する
insanelymac.comから、Nvidia(グラボ)のWeb Driverをダウンロードします - (11分00秒〜)NvidiaのWeb DriverをUSBに入れる
- (11分11秒〜)ブラウザで「clover bootloader」と検索する
sourceforge.netでクローバーのインストーラーをダウンロードします - (11分41秒〜)Clover EFI bootloaderをUSBに入れる
これでインストールUSBの出来上がりです!!
動画がつぎはぎで分かりにくくてすみません。
今回、UniBeastのインストールUSBを作るのにMacBookProを使いました。
「そのマックが高くて買えないからHackintoshを自作したいんだ!」
と思う方もいるかと思います。Macを持ってない・買いたくないけど使いたい人は、中古のMac miniなどを買って、インストールUSB作成に使うのがおススメです。
(ただし、2010以降に限る)中古なので値段は流動的になりますが、安いものだと3万くらいで手に入ります。
WindowsでもOSにはお金がかかりますし、OSの代金がかかると考えれば高くないかも?
次回は、Hackintosh起動後に発生した、NvidiaのWebドライバーを認識しないという問題を解決します。
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(3)Hackintosh用パソコンの組み立て後編〜PCケースに各パーツをつなげる
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